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ずっと傍に……
第2章 先生が好き…
「ほらっ…早く行かないとチャイムがなりますよ」
教室に戻ろうとしない私を送り出そうと立ち上がり、私の背中を押す。
「は~い。先生、また明日」
「はいはい」
明日も来ることを告げると先生は諦めたように返事をして手を振ってくれた。
始めの頃は「来なくていいですよ」と拒否られていたけど、最近はそれがなくなり、こおやって手を振ってくれるようになっていた。
完全に呆れられてると思うけど、私がこの部屋に来ることが嫌ではないと勝手に解釈して毎日足を運んでいた。
「デートは楽しかった?」
5時限目が始める直前に教室に滑り込むと、後ろの席の千佳が声をかけてくる。
この学校で一番仲が良い千佳は私が先生に猛アタックしていることを知っていて、応援してくれている。
「うん。先生の個人情報ゲットした。また明日行くんだ」
「そうなんだ。まぁ…頑張って」
先生に興味がない千佳は深く追求しない。
千佳だけじゃない。
この学校の女子生徒は先生に興味がない。
それは少し寂しいけど、ライバルがいないのはラッキーだ。
教室に戻ろうとしない私を送り出そうと立ち上がり、私の背中を押す。
「は~い。先生、また明日」
「はいはい」
明日も来ることを告げると先生は諦めたように返事をして手を振ってくれた。
始めの頃は「来なくていいですよ」と拒否られていたけど、最近はそれがなくなり、こおやって手を振ってくれるようになっていた。
完全に呆れられてると思うけど、私がこの部屋に来ることが嫌ではないと勝手に解釈して毎日足を運んでいた。
「デートは楽しかった?」
5時限目が始める直前に教室に滑り込むと、後ろの席の千佳が声をかけてくる。
この学校で一番仲が良い千佳は私が先生に猛アタックしていることを知っていて、応援してくれている。
「うん。先生の個人情報ゲットした。また明日行くんだ」
「そうなんだ。まぁ…頑張って」
先生に興味がない千佳は深く追求しない。
千佳だけじゃない。
この学校の女子生徒は先生に興味がない。
それは少し寂しいけど、ライバルがいないのはラッキーだ。