この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ずっと傍に……
第26章 道しるべ…

「先生こそ学校は?」

「ちょっとな…有給使って休みだ…隣に座ってもいいか?」

その言葉にあからさまに嫌な顔をしてしまったんだろう。
小林先生は「そう嫌な顔するな」と言って、私の隣に座ってタバコを吸い始めた。
口から吐き出される煙が空へと上っていく。

「タバコ…吸うんですね」

「ああ…学校では吸わないからな…イヤだったか?」

「大丈夫です、父が吸いますから」

「そうか…」

淡々と続く会話は、お互いがお互いを探っている様に感じた。
それからしばらく、お互いに会話もなく誰もいない遊具を眺めていた。
そして最初に口を開いたのは小林先生だった。

「桜木先生が亡くなって2か月ちょっとか…まだ信じられんよ…」

ある一点を見つめたままポツリポツリと誰に言うでもなく話を始めた小林先生の言葉に、私は黙って耳を傾ける
/1528ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ