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ずっと傍に……
第26章 道しるべ…

「桜木先生が新任で来た時は俺が教育担当でな…ずっと彼の成長を見守ってきたよ。真面目で真っすぐで生徒の事を一番に考える良い先生に育った。真っ直ぐだから傷つく事も多かったろうが、自分の意志を曲げない強い意志ももっていたな…だからと言って人の意見を聞かないわけじゃない…きちんと生徒の言葉に耳を貸し、そこから生徒にとって何が一番いいのか、生徒の事を一番に考える良い先生だった」

小林先生の言葉は自分の事のように誇らしく、友紀也の頑張りをちゃんとわかっている人がいることがうれしい。

「まぁ…それもお前のおかげなんだろうな…お前とつきあいだしてから桜木先生は変わったよ。人と関わることが怖くなくなったというか…積極的に自分から生徒と関わるようになった…」

一点を見つめていた小林先生は、ゆっくりと視線を私に向けた。

「付き合いだしたのは田崎が卒業してからと聞いたが……」

じっと見つめてくる瞳は何もかも見透かされている気がして、逸らしたいけど逸らせなかった。
次に何を言われるの怖くて…ごくりと喉が鳴る。
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