この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ずっと傍に……
第27章 舞い降りる奇跡…

『陽葵の匂い…やっと抱きしめることができました…』

『うん…友紀也の匂い…あのベッドには友紀也の匂いはあるけど温もりがない…だけど、今日の友紀也は温もりもある…生きていた頃と何ら変わらないね…』

『それは…陽葵が僕を感じ取ったおかげですよ。』

『友紀也を感じ取った?』

抱きしめられている腕の中から顔を上げて友紀也を見上げた。

『ええ…最後にも…手紙にも書いていたはずです。ずっと傍にいると。見えなくても傍にいるから感じて欲しいと…』

『…ずっと傍にいてくれたの?約束通り…ずっと…』

『ええ…ずっと傍にいましたよ。彼が傍で陽葵を支えてくれたことも知っています。ずっと見ていましたからね』

ずっと見ていたと言われて顔が赤くなる。
リビングでもベッドルームでも愛し合っている姿を見られたかもしれないと思うと恥ずかしかった。

『感じている陽葵の顔…かわいかったですよ』

クスクスと意地悪に笑う友紀也は昔と変わらない。
/1528ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ