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ずっと傍に……
第28章 幸せの時の中で…
そんなことを考えているとスマホの画面が光り、画面には恭平さんと浮かびあがっていた。
「もしもし」
『陽葵?今大丈夫?』
電話に出ると、いつもと変わらない恭平さんの声に心が安らぐ。
「友也も寝たところだから大丈夫ですよ。」
『だろうと思ったから電話した。明日なんだけど夕実と買い物にでかけるけど、行ける?11時ごろに出てランチなんてどうかって言ってるんだけど』
「私は大丈夫ですけど…いつもありがとうございます。」
『気にするなって。じゃあ、11時ごろに向かえに行くから』
用件だけ言って切った恭平さんは相変わらずだった。
ふたりで生活している中で、3歳の友也を連れての買い物は意外と大変で、友也が生まれてから色々と面倒を見てくれている恭平さんが、月に何度か買い物につきあってくれる。
もちろん、奥さんの夕実さんも一緒に私を外に連れ出し、ストレス発散もさせてくれていることは気がついていた。
今は誰も頼れる人はいないから…
頼れる人は恭平さんと夕実さんだけ…
「もしもし」
『陽葵?今大丈夫?』
電話に出ると、いつもと変わらない恭平さんの声に心が安らぐ。
「友也も寝たところだから大丈夫ですよ。」
『だろうと思ったから電話した。明日なんだけど夕実と買い物にでかけるけど、行ける?11時ごろに出てランチなんてどうかって言ってるんだけど』
「私は大丈夫ですけど…いつもありがとうございます。」
『気にするなって。じゃあ、11時ごろに向かえに行くから』
用件だけ言って切った恭平さんは相変わらずだった。
ふたりで生活している中で、3歳の友也を連れての買い物は意外と大変で、友也が生まれてから色々と面倒を見てくれている恭平さんが、月に何度か買い物につきあってくれる。
もちろん、奥さんの夕実さんも一緒に私を外に連れ出し、ストレス発散もさせてくれていることは気がついていた。
今は誰も頼れる人はいないから…
頼れる人は恭平さんと夕実さんだけ…