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ずっと傍に……
第28章 幸せの時の中で…
サービスでデザートまでいただいた後、買い物に向かい、2週間分ぐらいの量を買い込んで帰りは部屋まで荷物を運んでくれた。
「今日はありがとうございました。」
必要な物だけ冷蔵庫に入れ、ソファーに座ってくつろいでもらった。
友也と美麻ちゃんは疲れて眠っている。
「これくらいお安い御用よ。それに美麻も友也くんと一緒で楽しかったようだし…お互い一人っ子だからうれしいのね。将来、友也くんが美麻を貰ってくれるとうれしいんだけどね」
夕実さんの言葉に、まだまだ先の未来を思い描く。
友也が大人になりお嫁さんを貰い子供を産む、その子供は私の孫になり家族がひとり、ふたりと増えていく幸せな未来。
「遠い…未来ですね…。その頃にはおばあちゃんになってますね。わたしたち」
「遠いようだけど、すぐに来ちゃうわよ。どんな未来が待っていようと、私たちは友達よ。」
友達と言われて嬉しいけど、少し寂しくも感じた。
私が心から友達と言えるふたりとは未だに疎遠になっているから。
もちろん、夕実さんも大切な友達の一人には違いけど、千佳と咲とはどこか違った。
「今日はありがとうございました。」
必要な物だけ冷蔵庫に入れ、ソファーに座ってくつろいでもらった。
友也と美麻ちゃんは疲れて眠っている。
「これくらいお安い御用よ。それに美麻も友也くんと一緒で楽しかったようだし…お互い一人っ子だからうれしいのね。将来、友也くんが美麻を貰ってくれるとうれしいんだけどね」
夕実さんの言葉に、まだまだ先の未来を思い描く。
友也が大人になりお嫁さんを貰い子供を産む、その子供は私の孫になり家族がひとり、ふたりと増えていく幸せな未来。
「遠い…未来ですね…。その頃にはおばあちゃんになってますね。わたしたち」
「遠いようだけど、すぐに来ちゃうわよ。どんな未来が待っていようと、私たちは友達よ。」
友達と言われて嬉しいけど、少し寂しくも感じた。
私が心から友達と言えるふたりとは未だに疎遠になっているから。
もちろん、夕実さんも大切な友達の一人には違いけど、千佳と咲とはどこか違った。