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ずっと傍に……
第29章 きっかけ…
私は蒼の手を借りて起き上がると、友也に手を差し伸べた。
「友也おいで」
友也は勢いよくソファーから降りると一目散に私の元にやってきて、必死にベッドに登ろうとする。
それを蒼が手を貸してベッドに上がれば、勢いよく抱き付いてきた。
「もう大丈夫だからね…」
「苦しくない?痛くない?」
点滴をされている腕を優しく擦ってくれる友也の手を優しく包み込む。
「うん。学先生が治してくれたよ…友也が蒼お兄ちゃんに電話してくれたんだって?ありがとう…これからも何かあったら蒼お兄ちゃんに電話しようね。蒼お兄ちゃんは正義の味方だから助けてくれるよ」
わざとらしく言うと、蒼も満更でもなさそうで、腰に両手をおいて偉そうにする。
「そうだぞ!!蒼お兄ちゃんは正義の味方だからな。何かあったら連絡してこい!!助けてやる」
「蒼お兄ちゃんすご~い。かっこいい~~」
友紀也が言うとおり、泣いていた友也が笑うと私たちも笑う。
友也が笑っていれば私は幸せでいられる。
「友也おいで」
友也は勢いよくソファーから降りると一目散に私の元にやってきて、必死にベッドに登ろうとする。
それを蒼が手を貸してベッドに上がれば、勢いよく抱き付いてきた。
「もう大丈夫だからね…」
「苦しくない?痛くない?」
点滴をされている腕を優しく擦ってくれる友也の手を優しく包み込む。
「うん。学先生が治してくれたよ…友也が蒼お兄ちゃんに電話してくれたんだって?ありがとう…これからも何かあったら蒼お兄ちゃんに電話しようね。蒼お兄ちゃんは正義の味方だから助けてくれるよ」
わざとらしく言うと、蒼も満更でもなさそうで、腰に両手をおいて偉そうにする。
「そうだぞ!!蒼お兄ちゃんは正義の味方だからな。何かあったら連絡してこい!!助けてやる」
「蒼お兄ちゃんすご~い。かっこいい~~」
友紀也が言うとおり、泣いていた友也が笑うと私たちも笑う。
友也が笑っていれば私は幸せでいられる。