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ずっと傍に……
第29章 きっかけ…
土曜日のお昼過ぎと言う事で、他のお母さんたちも集まってグループが3つ程できていた。
だけど私はどこには入らず、ひとりでベンチに座って友也が遊ぶ姿を眺めていた。
友也の為にグループに入る方がいいとは思うけど、うわべだけの付き合いをするつもりはないし、父親の事を聞かれてどう話せばいいのかも分からなかった。
少し遊べば満足したのか、駆け寄ってくる友也の手を引いて買い物に行くことにした。
友也が産まれた時は、友也を抱いて買い物に行くと白い目で見られていた。
ユキと買い物に行った時より居心地が悪かった。
だけどそれも慣れれば気にならない。
友也が嫌な思いをしなければ気にすることもなくなった。
最近は恭平さんだけではなく、蒼も買い物に付き合ってくれるようになりほとんど買いたいものはないけれど、牛乳とヨーグルトそれに卵だけを買って帰る。
これはチョコチョコと買い足さないといけないもので仕方がない。
家に戻るといつものように夕食の準備を始める。
今日は友也のリクエストの星の王子様。
リンゴと蜂蜜をたっぷり使った甘々カレー…
正直私は苦手だけど、友也がハンバーグの次に好きな食べ物だから月に何度かつくってあげる。
そして、カレーの時だけは黙って黙々と食べるのだから食事が片付くのも早かった。
だけど私はどこには入らず、ひとりでベンチに座って友也が遊ぶ姿を眺めていた。
友也の為にグループに入る方がいいとは思うけど、うわべだけの付き合いをするつもりはないし、父親の事を聞かれてどう話せばいいのかも分からなかった。
少し遊べば満足したのか、駆け寄ってくる友也の手を引いて買い物に行くことにした。
友也が産まれた時は、友也を抱いて買い物に行くと白い目で見られていた。
ユキと買い物に行った時より居心地が悪かった。
だけどそれも慣れれば気にならない。
友也が嫌な思いをしなければ気にすることもなくなった。
最近は恭平さんだけではなく、蒼も買い物に付き合ってくれるようになりほとんど買いたいものはないけれど、牛乳とヨーグルトそれに卵だけを買って帰る。
これはチョコチョコと買い足さないといけないもので仕方がない。
家に戻るといつものように夕食の準備を始める。
今日は友也のリクエストの星の王子様。
リンゴと蜂蜜をたっぷり使った甘々カレー…
正直私は苦手だけど、友也がハンバーグの次に好きな食べ物だから月に何度かつくってあげる。
そして、カレーの時だけは黙って黙々と食べるのだから食事が片付くのも早かった。