この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
会員制秘密趣向倶楽部 ~お好きなプレイを~ 
第3章  美希三十五歳  リアルママゴト

 グラインドの度に、お尻にタマが当たるのも悦い。
 彼の性器から伝わってくる熱さが、体中に回っていく。
 本物のセックスをしている悦さと、求められる嬉しさ。
「あっ、んんっ、あんっ」
 イきたいけれどイったら終わってしまう。でも体は裏腹で、どんどん熱くなっていく。
「んっ、ああっ、ダ、メぇっ、ああんっ! あっ……」
 シーツを掴んでいた手が、自然と離れる。
 一瞬真っ白になった頭の中では、ビクビクと震える全身が解っただけ。
「はぁっ……。んんっ……」
「ママ? そんなに悦かったの?」
 訊く声に頷きながらも、まだ少しボーっとしたまま。
「ボクが、綺麗にしてあげるね」
 彼は私の脚を降ろすと、ティッシュでアソコを拭いてくれる。
 仕上げはカゴに入っている、赤ちゃん用のおしり拭き。
「あっ……」
 体はまだ熱が冷めていない。冷たいおしり拭きでクリトリスまで拭かれると、ビクンと体が跳ねてしまう。
「ちゃんと拭けたよ。ママぁ、ご飯食べたいよぉ」
「その前に……」
 私は彼のコンドームを外し、上を向いた自分の口に中身を流し込んだ。
 やっぱり精子の味は最高。直接咥えて口に出されるのも好きだけれど、こうやって飲むのも美味しい。
「……じゃあ、ご飯にしましょうね」
 彼の言うご飯は、本物の食事。でもやっぱり普通とは違う。
 私は下着を穿き、シワも気にせずエプロンを着ける。勿論彼にはおむつを穿かせて。
 可動式のキッチン棚を下げた、一番上の一番奥の箱。そこからいくつかの離乳食と子供の食事用エプロンを出した。
 食事用エプロンは紙の使い捨てだけれど、わりと素材がしっかりしている。それを彼の後ろで留めた。
 三つを電子レンジで温め、デザートの一つはそのままテーブルへ持って行く。
「はい、あーん」
「あーん」
 大きく開いた口に、離乳食を入れる。
 主人がもっと積極的だったら、私にこんな経験があってもおかしくないのに。
 里帰り出産で近所に娘さんが戻ってくると、その大きなお腹が羨ましいと思うこともある。
 私だってまだ三十五歳。子供が産める年齢なのに。
 近所の人達だって、子供が出来なくて可哀そうだと思っているかも知れない。そんな被害妄想に陥る時だってある。
「ママ? どうしたの? あーん」
「ごめんなさいいね。はい」
 彼は、離乳食を美味しそうに食べ終えた。

/70ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ