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会員制秘密趣向倶楽部 ~お好きなプレイを~
第5章 執事男
私は、指先で性器を何度か軽く弾いた。
「執事として失格ね。オシオキをしなくちゃ……」
「お、お嬢様っ」
「動かないで」
部屋の隅の引き出しから、ロープを何本か出してくる。
両手首を縛り、その先をベッドヘットに結びつけた。
「お嬢様っ、申し訳ございませんっ」
執事の言葉は無視して、足首を片方ずつベッドの柵に結びつける。これで執事は、完全に動けない。
私もパジャマを脱ぎ捨て、執事の腹に跨った。
「ほら。しゃぶりなさい」
腕をついて、片方の乳首を執事の口に押し付ける。
すぐに口内に含まれ、チュパチュパとしゃぶる音。
「ああっ、はんっ」
私は、気持ち悦さに任せて声を出す。
そのうちに口内で舌が動き、もう片方の乳首は執事の顔に押し付けた。
「んんっ、あんっ」
ある程度しゃぶらせたら、反対も。
執事は、むしゃぶりつくように乳首を愛撫してくれる。
「あっ、はんっ」
でも、性器が欲しくなってしまう。
私は執事の下半身に周り、一応コンドームを着けた。それと、私が髪をあげていたゴムを、根元に三重に留める。
「お嬢様っ」
これで執事は、射精出来ない。どんなに気持ち悦くても。
きっと苦しいだろう。でもそれが、執事の望み。
下半身に跨り、性器を挿れる。
浴室で弄られたし。乳首を舐めてもらった事とこの異様な雰囲気も手伝い、私はもうビショビショ。
すぐに奥まで性器が挿ってくる。
「ああんっ!」
執事も荒い息をついているが、射精出来ないのが苦しいからだろう。
いつも私を指名するのは、私にSMっぽい経験があるから。
本格的なものでは無いが、大学時代に付き合った彼もこんなプレイが好きだった。
まだ若かった私は、優しく抱きしめられたいという思いがあり結局別れる事に。
でも、彼の性癖を否定した訳ではない。今ならこうやって、私も充分楽しんでいる。
「あっ、ああっ」
自分で抜き挿ししながら、いやらしい様子を見てもらう。それも堪らない。
グチュグチュという音の中抜き挿しを繰り返し、私はもう限界。
「はあっ、もうっ、ダ、メぇっ、んっ、イクっ! んっ……」
「お嬢、様っ、私も、イきたい、です」
「んんっ……。ダメ、よっ、オシオキ、なんだからっ……」
執事の胸で呟いた。