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会員制秘密趣向倶楽部 ~お好きなプレイを~
第6章 莉子二十歳 ハメ撮り
着替え終わると隣の寝室ではなく、二つ奥にあるドアを入った。
「莉子ちゃん。やっぱり似合うね。まずはそこに立って」
見掛けはラブホのような部屋。
そこには色々な機材が揃っていて、私には解らないものばかり。テレビで観たようなものもあるから、きっと本格的なのだろう。
「はい」
私は手の甲で目を中心に隠す。
店の決まりで、顔写真を撮ってはいけない事になっていた。彼も充分承知している。
何度もフラッシュがたかれ、彼は「可愛いよ」と言いながら写真を撮っていた。
「次はベッドに座って。少し、スカートを上げてくれるかな」
「はい」
けばけばしいベッドにペタンと座ると、また顔を隠す。スカートは、太ももまで見えるくらいにした。
「ヒザ立てて。体育座りみたいに。そう。いいよ」
スカートは短いけれど、体育座りなら下着は見えない。私はヒザにおでこを着けて、顔を隠した。
「ヒザはつけたまま、少しだけ脚を開いて。少しだけね」
「はい」
少し脚を開くと、下着が見えているはず。その為に、彼好みの白い下着を穿いてきた。
彼は大きなカメラを持ってベッドに載り、うつ伏せになって写真を撮っている。
この前彼が言っていたのは、仲間内での極秘品評会があるような事。写真の腕は勿論、モデルのポーズも重要らしい。制服が似合う事も。
最初は恥ずかしかったけれど、撮られているうちに、慣れと快感になってしまった。
「じゃあ、横になって」
ベッドに仰向けになると、彼が制服を乱し始める。
リボンの結び目を外すと、無造作風に制服の上に置く。スカートの裾は片方だけ大きく捲られ、下着も半分見えている状態。
ツインテールの置く位置に迷ってから、何度目かでやっと決まった。
「撮るよ」
そう言ってくれるのは、私が顔を隠す為。
ベッド脇のライトが点くと、上から何度もシャッターの音。
「莉子ちゃんは評判いいんだよ。若いから、写真にしても肌が綺麗で……」
角度を替えてまた何枚も撮られると、ライトのせいで熱くなってくる。
「着替えてきてくれる? 今度は、今風の制服に」
「はい」
私はここに来てから、「はい」と言ってばかり。他の客だったら、とっくにセックスに持ち込んでいるのに。