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会員制秘密趣向倶楽部 ~お好きなプレイを~
第6章 莉子二十歳 ハメ撮り
「はあっ、あっ、んんっ」
チュパチュパとしゃぶる音と、私の喘ぎ声。それらも全て録音されているだろう。
よく全裸の写真を撮る恋人同士はいるが、その気持ちも解る気がする。でも、写真よりも動画の方が刺激的。
本当の私の、全てが写されているよう。
「余計に濡れてきちゃったね……」
唇を離した彼が呟く。
彼以外とは、普通のセックスが多い。
だから私は、心のどこかで彼からの呼び出しを待っている。
他人からすれば、アブノーマルかもしれない。だけどそれでお互いが気持ち悦くなれるなら、どんなヤり方も自由。セックスは、二人だけの世界なのだから。
「ちょっと待っててね……」
彼は私が写るように棚にカメラを置くと、後ろの引き出しから何か出してきた。
私には、巨大に見えるバイブ。黒くて太くて、長さもある。
「ちょっと遊ぼうね……」
彼はカメラを持つと、ゆっくりとバイブを挿入してきた。
「ああんっ」
「ビショビショだから、すぐ挿いっちゃったね……」
「はあっ、んっ」
外側の突起をクリトリスに当てると、スイッチが入る。
「ヤぁんっ」
中でグニグニと動く刺激と、クリトリスに当たる振動。
内側の壁全てを擦られ、私は自然と腰を振った。
「あっ、ああっ、はあっ」
手を持っていかれ、バイブを握らされる。彼は少しだけ離れて、全身を撮っているよう。
「もう片方の手は、ココ……」
空いていた手を乳房に持っていかれ、自分で乳首を弄った。
私は今、凄くいやらしい事をしている。
「あんっ、んんっ」
セックスは、いやらしければいやらしい程悦い。
人によって違うかもしれないけれど、これは子作りの為じゃない。楽しんで、気持ち悦くなる為のセックス。
私はバイブで気持ち悦くなって、彼はそれを撮っていて気持ち悦い。
二人の間では、何の問題も無い事。
「ヤあっ、ああっ、はあっ」
「莉子ちゃん。イきそう? イっていいんだよ?」
アソコだけだった熱が、全身に広がっている。
「あんっ、ダ、メぇっ、んんっ、イクぅっ! はぁ、はぁ……」
ギュとバイブを掴んだ後、体の力が抜けていく。
「あっ……。んっ……」
頭がクラクラして、一瞬何もかも解らなくなる。
手を離したバイブは抜け、彼がスイッチを切ったらしい。