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会員制秘密趣向倶楽部 ~お好きなプレイを~
第6章 莉子二十歳 ハメ撮り
「んんっ、はあんっ」
指を進めると、体が痺れるような感覚。
性器とも、バイブとも違う。自分の指で中の壁に触れるのは、初めての事。
「莉子ちゃん? 気持ちイイ?……」
「あっ、はんっ」
返事が出来ないまま、指を進める。
中は生暖かくて、真っ直ぐではない。あちこちに少し出っ張った部分があるから、ここに性器を挿れて気持ち悦いのは解る気がした。
グラインドすれば尚更。そう思い、自分の指を抜き挿しして見る。
「んっ、あんっ」
「莉子ちゃんの、オナニーですよ」
録音しようとしている言葉も、気にならなくなっていた。
今更のオナニーが、こんなに気持ち悦いなんて。
「ああっ、はんっ」
抜き挿ししていると、段々と中が熱くなってくる。いつの間にか、全身も熱い。
乳首を摘まんでいる指は、もう動かす余裕がなかった。
グチュグチュという音。
いつもは相手のせいなのに、今は自分で出している。
「あんっ、ああっ」
奥深くまでの抜き挿しを続けていると、体に衝撃が走った。
「ああんっ! はぁ……」
乳首を摘まんでいた手が落ち、中に挿れていた指も押し出されるように出る。
「あっ……。んっ……」
「莉子ちゃん。オナニーで、イっちゃったね……」
少しボーっとしているのは、イったせいなのか。そう解ると、急に恥ずかしくなってきた。
まだ息の荒い私の指を、彼がティッシュで拭いてくれる。
「いつも、こんな風にしてるの……?」
「して、ないっ……」
それは本当の事なのに、彼は笑って信じてくれない。
「いやらしい莉子ちゃんでした……」
彼はそう言ってから録画を切ると、カメラを棚に置いて添い寝してくる。
「気持ち悦かった?」
私は、返事をせずに横を向いた。
「いいんだよ。オナニーは、セックスの練習だからね……」
そう言うと起き上がり、彼は部屋の端にある小型の冷蔵庫からペットボトルの水をくれた。
私も上半身を起こし、その水を一気に半分程飲んだ。
「そのまま、座ってて」
彼も水を飲むと、勃ち上がっていた性器にコンドームを着ける。
「いやらしい、莉子ちゃんのせいだよ……。撮るね……」
そう言ってカメラを構えると、全身を舐めるように撮られた。
「四つん這いになって?」