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会員制秘密趣向倶楽部 ~お好きなプレイを~
第7章 乱交
「歳は自然に取る。だが心と体は、昔と変わらない」
その言葉を、食事の手を止めて聞いている者もいた。
「ぁっ……。御前っ……」
襦袢の襟元を開けられ、手が入ってくる。
「はぁっ、んっ」
ここに来る時は、何も下着を着けて来ない。指先で乳首を撫でられ、溜息が漏れてしまう。
「おいで……」
そう言われて、片方の太ももに載る。
御前は襦袢の前を開け、乳首を舐め始めた。
「あっ、はぁんっ」
私は普段仕事に出ないから、二ヶ月振りの刺激。昔は毎日のようにセックスしていたのに。
クラブに勤めながら二十八歳の時に結婚したけれど、たった二年で離婚。それからは、三十六歳までクラブにいた。
その事を知っている当時の客は、御前だけ。
「はんっ、御前っ」
チュパっと音を立てて乳首から離れると、御前はみんなの方を見た。
「食事が終わったら、涼子の指示に従いなさい」
それぞれに「はい」と返事をすると、みんなが箸を置く。
私は襦袢の前を直し、座り直した。
「みんな、脱いでね」
部屋の端に行くと、みんなが服を脱ぎ出す。用意されていたハンガーに服を掛け、全裸になった。
「失礼いたします」
ドアの外から声がすると、三人のお手伝いが入ってくる。
彼女達に、驚く様子は無い。もう慣れている、御前が信頼を置いている三人だと以前聞いていた。
手際よく食事を片付けると、挨拶をしてから部屋を出て行く。
「御前。お久し振りです」
全裸の美希がソファーに座って来た。
彼女は前回体調が悪くて来られなかったから、四か月以上振り。
「お前もいい体をしているな」
「もう、三十五歳ですよ?」
美希が笑顔を見せる。
「女は歳を重ねて、経験を積むほど色気が出るものだ。店の客とでもな」
「若い子だって、それなりに経験を積んでいますよ。みんな、いらっしゃい」
私の言葉に、後の三人が集まってきた。
「胸の大きい二人で、いつものをみせてくれ。涼子」
「はい」
私は猫足のタンスから、いつもの道具を出す。
「梨香ちゃん。床に寝てくれる?」
「はい」
すぐに梨香が胸を揺らしながら横になる。
絨毯は毛足が長い。痛いということは無いはず。
わたしがタンスから出したのは、棒状のバイブ。