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会員制秘密趣向倶楽部 ~お好きなプレイを~
第7章 乱交
「他はいい。ふすまを閉めて、向こうに行きなさい」
「そのままでね……」
私が言うと、御前は枕元のスイッチでお手伝い達に連絡をした。
頼んだのはデザート類。
御前なりに、他の子に気を遣ってくれている。
いつも私が戻る頃には大分減っているが、カナリの量の洋菓子や和菓子に飲み物。
「涼子……」
御前に促され、布団に横たわる。
「そんなに、見つめないでください。二十年前も、経ったんですよ……」
「前以上に、お前は美しい」
贔屓にしてもらっていたクラブを辞めるまで、体の関係を持った事はなかった。
お互いに歳を重ねて、やっと解り合えたよう。
「涼子。私だけのものにならないか?」
隣の部屋からは、嬉しそうにはしゃぐ女の子達の声。それと今の状況のギャップがありすぎて、私は夢でも見ているようだった。
「前妻が気になるか?」
「いいえ。私だって……」
「それ以上はいい。今、出張のシゴトもしていないのだろう?」
ゆっくりと頷いた。
私はオーナーとしての経営者。店を表向きスナックのようにしてあるのは、万が一の手入れの予防策。
毎月嘘の売り上げと給料表を作り、税務署に提出している。この五年間、ずっとそういった事に時間を費やしていた。
「店は続けてもいい。だが、帰ってくるのはこの屋敷にしないか」
「御前……」
突然のプロポーズに、戸惑いしかない。
確かに御前とは付き合いも長く、趣味趣向を知り尽くし知り尽くされている。
「涼子……」
「ぁんっ」
御前が乳首をしゃぶってきた。
「はあっ、んんっ」
見た目より力強く吸われ、舌で乳首を弄られる。転がされたり、舌全体で舐められたり。
それだけで体が痺れてきた。
「ああっ、はんっ」
もう一方は、指で弄られている。
段々と乳房が熱くなり、それが少しずつ広がっていく。
「あんっ、御前っ……」
私の反応を見て、御前がタンスからバイブを出して来た。
さっきまでクリトリスをしゃぶられていて、アソコはビショビショのまま。
「私のモノは、もう役に立たないからな」
そう言うと、ゆっくりバイブを挿し込んでくる。
「ああんっ」
バイブは一般的に、本物の性器より太くて長い。それを抜き挿しされ、スイッチが入る前からゾクゾクとした快感が込み上げてくる。