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舞い散る花びら 
第3章 初めてのお仕置き
コンコン 
9時ごろドアをノックする音がし氷川が部屋に入ってきた。 


疲れ切っていたさくらは、ノックの音がするまで泥のように眠っていた。 

「お疲れだったんですね。 朝食をお持ちしましたので、どうぞ」

と氷川がテーブルに食事を置いた。 
コーンスープにフレンチトースト、フルーツに紅茶と
まるでちょっとしたホテルの朝食のようだった。 
ゆっくり眠りさすがに食欲がもどってきたのか、
さくらは出されたものを食べ、身支度を整えた。
拘束された体の上からシルクのガウンを羽織らされた。 
手かせと足かせが邪魔だったが、
抵抗するようなところを見せてはならないと思ったので我慢した。 


10時少し前に氷川に連れられて、昨日通された応接セットのある部屋のさらに奥の部屋に
連れていかれた。 
広い部屋で隅には応接セット、 反対側にはガラス張りのバスルームとトイレ 
そして天井には滑車やよくわからない鉄パイプの骨組み、
いたるところに拘束するためのものが置かれていた。

氷川はさくらに応接セットの手前に正座するように言い、
「もうすぐご主人様がお見えですよ。ひどいお仕置きをされたくなければ
ご挨拶をさすれないように。」 と言った。 



(そ・・そんなこと・・できない。でも・・お仕置きは嫌だ・・)
さくらはひどいお仕置きがいったいどんなものか想像はつかないものの
怯え、無意識に小さく震えていた。 


ほどなくして扉が開き理事長たちが部屋に入ってきた。

挨拶をしなければと思ったが、恥ずかしさと屈辱で声が出ず、
さくらは「ぉ・・お‥お願いします。」とだけ小さな声で言い震えながら土下座した。 


「おやおや、さくら、なんだねその挨拶は。」
と浅井教授がうなだれたように座るさくらの髪を強くつかんだ。

「いたいっっ」 さくらが小さく呻いた。 

「『ご主人様、本日もさくらを厳しく調教してください。よろしくお願いいたします。』
だろう? 昨日教えたじゃないか。やり直した。」 


「うううっっ・・ 」
さくらは嗚咽しながら、床に突っ伏すように土下座して
「ご・・ご主人様、本日もさくらをっ・・んんんっぅ・・ 厳しく・・
ちょ・・調教してください。 お願いします・・」とつまりながら言った。


「まぁまぁだな。今日のお仕置きを始めよう」 
理事長が満足そうに言った
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