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舞い散る花びら 
第1章 とつぜんの脅迫

パニック状態のせいか、さくらの動悸はひどくなり、めまいすら感じた。


浅井教授が

「そうは言っても、野々宮さん、どうみてもこれは君の写真だろう?」と
信じられない・・という顔でつぶやいた。

学院長が渋い顔をしながら言った
「キャバクラ程度ならねぇ・・ほめられたことではないが、目はつぶるが
この写真は、万が一世に出回ってしまうと、学院の名前に傷がつきかねないのだよ」


理事長が続ける

「野々宮さんは自分ではないと言っているが・・・どうみても君の顔だろう・・・
自分ではないと証明できるのかい?」 


さくらはショックのあまり目からぽろぽろと涙を流し

「証明だなんて・・・そもそも私じゃないんです。そんなことしていません。」と言った。



浅井教授が、
「ちょっと手荒ですが・・・」と前置きし
「このソファの写真、この写真と同じ状態にして、何も感じなければ本当なのではないでしょうか?」
と、ソファに縛り付けられ、機械のようなものを陰部に当てられている写真を指差し言った。

学院長が
「ほぅ・・なるほどね、確かにそうかもしれない。 
これが野々宮さんでなければ、このようなことをされれば拒否反応で何も感じないだろう。
だがもし、これが野々宮さん本人で、この写真が本当であれば、このようなことは慣れ切っているはず。
写真のように感じ切ってしまうだろう。」と仕方がないといった様子でうなずいた。


理事長が 

「多少手荒ではあるが・・・もしも本当であった場合のリスクのほうが多いいな。
どうだ、野々宮さん、本当かどうか証明してみせてくれないだろうか?」と 
さくらの目をじっと見据えて言った。


さくらは、涙を流しながら、「そんなっ・・・そんなことできません。」と震える声で言った。


学院長が困った顔で
「そうは言ってもだね、この匿名の投稿をしてきた人物に万が一写真を拡散されても困るだろう
君がきちんと証明してくれれば、君の今のポジションも今後の活躍をサポートする約束も守られる。
学院に不利となるようなウソの情報であれば、我々もきちんと対処する。」

理事長がとどめを刺すように言う
「このままだと、君の今のポジションも危ういんだよ。野々宮さん。
君がきちんと証明してくれれば、それで済むんだ。 さぁ、証明してくれるね?」


さくらは力なく、「はぃ」とうなずいた。
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