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君に恋する物語
第3章 穂高さんの運命の恋
美しいと一目惚れた女性のその後の感想?

カッコいい。

逃げる本物の痴漢に大立ち回り
周りドン引き
俺は釘付け
もう無我夢中

今まで俺の周りにこんなタイプは居なかった

美人で・・・
正義感が強くて・・・

見た目とは裏腹
最高だった



だからさ?
好きになってしまっても仕方なくない?


それから俺は必死で・・・
どうすれば彼女に会えるのか・・・を、模索する

電車でしか共通点はなくて・・・
電車の時間を会えた時間に変えてみる

どんなに残業があった日でも・・・
どんなに朝が早い日でも・・・

もう一度・・・もう一度・・・会いたくて・・・
必死にもがいた

駅員に訊ねた

「彼女の連絡先を知りたいんです!!お礼がしたいんです!!」

「個人情報ですので・・・」

くそっ!!
手詰まりかよ!!!

諦めねぇ・・・
諦めたくねぇ!!!

どんなに仕事が忙しかろうが
どんなに残業しようが
会える希望があるのなら・・・
あの時のあの時間のあの電車で・・・

形振りかまってらんねぇ
形振りかまって必死で彼女を探した
探し続けた



ふと・・・
諦める気はさらさらなかったけど・・・
電車の停留所で見かけた・・・気がする

何度も彼女に似た後ろ姿を追った
何度も、何度も・・・
その度に人違いだったけど・・・
今度こそは!!と・・・

自分が乗ってる満員電車の・・・
その先の・・・
眠そうな顔・・・の美しい人

この時間
この車両
この駅のホーム

ストーカーでも何でもいい

やっと、やっと・・・会えたんだ


見つめる時間が長かった
話しかけよう
そう思って何度も、何度も、わざと近くに行った

(吊り革持って・・・かわいいな)

(ふふふ・・・今日も眠そうだな)

なんて・・・
どれだけ思っただろうか?

俺ってこんなに一途だったのか
恋に恋する男って・・・
どっかの歌手が書いてなかったっけな?
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