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管理人平沼
第8章 若葉萌え出づ
 平沼が新たに開講した「郷土史」に京子は受講し、先生のアシスタントとなった。同じアパートの住人ということで、何かと都合がいい。平沼は自宅の倉庫を改造して、研究室としていた。
 平沼に犯されてから、女子大生香川京子に恋が芽生えた。木々の若葉が自分だとすると、それらを揺り動かす薫風はズバリ平沼に他ならない。平沼の男性としての温もり、そして、先生から与えられた恥部への疼きが忘れられない。平沼に呼ばれて、倉庫改め研究室へ行くのに彼女のこの胸の鼓動は何なのだろう?それは、やはり彼女が一番欲しているものに他ならない。 京子は何の躊躇もなく、研究室にいる平沼の目の前でブラウスを脱いだ。目にも鮮やかなベージュのスリップ姿が清楚な雰囲気を醸し出す。先生はこの姿、喜んでくれるかしら?
 京子のそんな思いなど知らず、平沼は京子の露出した肩に触れ、二の腕をつかみ彼女を抱き寄せた。裸の背中を撫で、頬を摺り寄せ、スリップの衣ずれを堪能する。
「先生!」
 京子は尊敬する平沼を受け入れる。唇を塞がれ、スリップの肩紐がずらされると、白い乳房が露わになった。平沼の京子への愛撫は執拗なもので、グニャグニャと激しく揉みしだくと、指の腹で乳首を転がすように弄んだ。
  チュー、チュー、チュパチュパ。
 先の尖った乳首に平沼が吸い付く。京子はまるで愛おしい子を見守るかのように、先生の髪を撫でた。近頃、ワンサイズ大きめのカップを購入しなければならなくなったのは、この事と無縁ではないだろう。

 
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