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管理人平沼
第15章 啓蟄
 春休みに入り、平沼教授は、地域の公民館で講演会を開いた。これは、在校生だけでなく、一般市民にも広く学問を普及させることが目的で、報酬の無い一種のボランティア活動ともいえる。
 講演会が始まる数時間前に宮山美香がやって来た。平沼が兼ねてから、彼女に講演会の司会進行を依頼していたのだ。黒の正装で、身なりを整えた美香の姿に、平沼の心は早くも躍る。打ち合わせをすると、平沼はいきなり、服の上から美香を抱きしめて、彼女の紅い唇をむさぼった。若い娘のほのかな香りが、平沼の鼻腔をくすぐる。
 美香は、平沼にその身体を許していた。平沼の積極的な行為に美香の心は激しくゆさぶられた。そして、今また平沼を受け入れようとしている。
 平沼は手際よく美香のスーツを脱がし、ブラウスのボタンをはずした。はだけた胸元から、ハーフカップのブラジャーを上にずらした。健康的で肉つきの整った乳房が姿をあらわし、以前よりも優美さを増した乳首に平沼は吸い付いた。
 「ああーん、先生ったらー」
 美香は久しぶりの平沼との性交に満足していた。
 美香の乳首がそそりたち、平沼はさらに、激しく吸いたてた。美香に掻き回されたぼさぼさ頭を、左程、気にせず、ズボンを脱ぐ。すでに屹立した己の一物を、美香のきよらかな唇に押し付けた。
 この穢れた唇で、その後の講演会が進行されるのかと思うと、平沼は興奮した。紅の少し落ちた唇が優しく包み込む。平沼は一発目を、美香の口の中に発射した。美香は洗面台に行って、口中に含まれた白濁液を吐き出した。
 平沼の精力は衰えず、洗面台に立つ美香の背後から、スカートをまくり、パンティーをひざまで下ろした。漆黒のスカートとパンストの間から、露になった美香の双丘は、剥き卵のごとく白い輝きを放つ。
 「先生ったら、まだやるの?」
と、愚痴っぽく言いながらも、美香は腰を落とし、平沼の前におしりを突き出す。そこを、平沼の復活した肉棒が貫いた。平沼は美香を捕らえて、離さない。
 「ううっー、あっー、先生。」
 美香それ以上何も言えず、洗面台の横を掴んで平沼に身を委ねた。
 平沼は腰を振りたて、従順な美香を犯していく。
 「ううっー」
 平沼は美香の体内に二発目を繰り出し、萎えた息子と共に、美香の身体から離れた。美香の身体から白濁液が外に逆流し、床のタイルに滴り落ちた。
 二人は身なりを整え、講演会に臨んだ。
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