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キス・イン・ザ・ダーク
第1章 キス・イン・ザ・ダーク
「あふ……ぅん、ん……」
あたしはその甘美な刺激に対して、ひどく無防備なのである。
ただされるがまま、快楽を引き出されていく。
「ほら、いい子だ……」
男はあたしのその部分を、そう評した。
ふと、男の指の動きが止まった。
かと思うと、今度は男の唇があたしのその部分を弄りにかかったのだ。
「ひゃうん……!! あっ、うぅ……」
男はあたしの乳首を食む。
まるで甘いキャンディを舐めるように。
ぬらぬらした舌で転がされ、強く吸い上げられ、かと思うとその形のよい唇でキスを落とされる。
あたしのその場所は男に翻弄され続ける。
「もっ、やんっ……んぁ……」
男は両手であたしのおっぱいを持ち上げるように揉みしだきながら、乳首を吸い上げる。
けれどあたしは、その感触に体が熱くなっていく。
ネオンに照らされた唇は、酷く幻想的。
あたしの乳首は、徐々に快楽に色づき固くなっていく。
あたしの呼吸、そして男の手つきのお陰で胸が淫靡に揺れて跳ねる。
ふと、男の体があたしから離れるのを感じた。
その時になって初めて、あたしは男がまだ服を着たままであることに気がついた。
すでに全裸のあたしは、それが少し屈辱的だった。
男はそのままシャツを脱ぎ捨てると、あたしの体に自分の体をぴったりとくっつけた。
「ふふ、あったかい」
男の素肌とあたしの素肌が重なる。
それに心が安らぐ自分が、憎らしい。
ふと、あたしの太腿に熱い感触を覚えた。
男の硬度を持ち始めた、ソレである。
あぁ、早くこれを……。
そう思うと、あたしの太腿は自然とそれを求めるように擦り出した。
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