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第1章 第一章**　　出会った夜

「...んっ..」

重たいまぶたを開けるとそこはキラキラした天井だった。

まぶしい。

「あ、起きた？」

「え...」

どこか聞いたことのあるような声がした。

横に視線を向けると、俺より年上の爽やか青年がいた。

あ、さっきの―...

見れば見るほどイケメンのそいつ。

「ここは..？」

体を起こして周りを見てみると、そこは豪邸のようにセレブ感漂う部屋だった。

ホテルとかではなさそうだが―..

「ここ？俺の家だよ。」

笑顔で軽くいうそいつは、一体何者だ。

こんな豪邸がこいつの家？....やべぇ羞恥心沸く..。

「君、倒れたからここまで運んだんだけど...大丈夫？」

「あ、はい全然..」

さっき運ばれてきたんだな...まだ夜だし。

ぐぅぅぅ～



「....あ、あはは...」

恥ずかしすぎる。

見ず知らずのやつの前で腹なるなんて...

すると、そいつはにこっと笑い、

「ごはん、食べよっか」