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俺の下僕 -君は俺のもの-
第1章 第一章** 出会った夜
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「うっわぁ....」
俺の前に置かれた食事は見たこともない豪華なものばかり。
なんだか食べるのがもったいないし...。
つか、これ俺が食っていいわけ?
「めいあがれー」
「え、あ、は、はい....」
ひとくち食べただけでほっぺが落ちそうだ。
うますぎる...!
しかも、腹減って余計おいしく感じる。
次々に、口の中にご飯を放り込む。
「....君、名前なんていうの?」
「え、な、名前?...吉野..武琉です..」
「武琉くんか。俺は城本椿。二十歳前半だよ。」
城本...椿...。か。
「君さ、なんで倒れてたの?」
「....いや、あの...い、家ないし、飯もまともに食ってなかったもんで..」
金持ちにはわからねぇかな..
貧乏の気持ちなんて。
「家、ないんだ..。」
「はい..あ、でもたぶん大丈夫ですよ。」
本当は、不安でたまらないけど、これは俺の問題だし。
この人に迷惑はかけられない。
椿さんは、俺のことを妙に凝視して、黙ったままだ。
なんか、居づらい。
「あ、あの...俺..」
すると、椿さんの口角が上がった。
なんか、さっきまでと雰囲気ちがう?
「じゃぁさ、俺のしたで、働かない?」
「...え、は?」
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「うっわぁ....」
俺の前に置かれた食事は見たこともない豪華なものばかり。
なんだか食べるのがもったいないし...。
つか、これ俺が食っていいわけ?
「めいあがれー」
「え、あ、は、はい....」
ひとくち食べただけでほっぺが落ちそうだ。
うますぎる...!
しかも、腹減って余計おいしく感じる。
次々に、口の中にご飯を放り込む。
「....君、名前なんていうの?」
「え、な、名前?...吉野..武琉です..」
「武琉くんか。俺は城本椿。二十歳前半だよ。」
城本...椿...。か。
「君さ、なんで倒れてたの?」
「....いや、あの...い、家ないし、飯もまともに食ってなかったもんで..」
金持ちにはわからねぇかな..
貧乏の気持ちなんて。
「家、ないんだ..。」
「はい..あ、でもたぶん大丈夫ですよ。」
本当は、不安でたまらないけど、これは俺の問題だし。
この人に迷惑はかけられない。
椿さんは、俺のことを妙に凝視して、黙ったままだ。
なんか、居づらい。
「あ、あの...俺..」
すると、椿さんの口角が上がった。
なんか、さっきまでと雰囲気ちがう?
「じゃぁさ、俺のしたで、働かない?」
「...え、は?」