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早く気づいて欲しかった
第8章 誕生日
放課後。


美香がやってきた。

「はっ!? 何この家?えっ・・・」



美香にはこの家のいきさつを話した。
隼人と2人、少しだけ過ごしたことを。



「凛・・・ごめんっ。びっくりして。
お誕生日おめでとう!これ私からのプレゼント♡」


美香は大好きなカフェのクッキーを買ってきてくれた。




「美香ありがとう♡大好き♪」




「それで?何があった? 笹原くんも、今日元気なかったけど。昨日、誕生日一緒に過ごしたんじゃないの?」




私は今までの事を美香に話した。
そして昨日、大河くんに言われた事。




帰ってきてしまった事。




隼人からのプレゼントの事。









そして・・・






隼人が好きだということ。






美香はだまって聞いてくれた。
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