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早く気づいて欲しかった
第2章 偶然・・・
「もーっ! 隼人の口に欲しかったのにぃ!」



たとえ口でも他の女にやるつもりはない。

唯の不満を誤魔化すように後ろから胸を揉みしだく。


「あっ・・・隼人っ 」


キスはしない。唯には最初に伝えた。感情のないSEX。


それでもいいと唯が望んだ。


首筋に舌を這わせると鼻につく香水の香。


凛以外の女の匂いにうんざりしながら先端を指で転がしてやる。

「あっ・・・もっと強くしてぇ♡」


凛はこんな下品な声で鳴かないだろうな・・・


行為中にもあいつの事ばかり考えてしまう自分にもうんざりする。


早く終わらせる事に集中しよう・・・


唯の割れ目へ指を這わせると既に洪水状態。

一気に指を3本入れピンポイントで攻め立てる。



「いっちゃうっ・・・あっん♡  イクっ・・・!」



ぐったりしている唯の横で自分のを軽くしごき、なんとかゴムをはめる。



そして後ろから一気に挿入する。



他の女とはバックでしかやらない。てかできない・・・



目をつぶり快感だけに集中し腰を動かす。




「っ・・・隼人 もう無理っ・・はぁっ 休ませて・・・」



唯が何度いっても俺はイけない。


ぐっと奥まで突き、凛の顔を思い浮かべる・・・

「くっ・・・・っ」




一気にこみ上げる射精感。すばやく引き抜きゴムの中へ吐き出す。



ぐったりする唯を残し浴室へ。


頭から冷たいシャワーを浴びる。
虚しさだけが残る・・・


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