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金曜日
第9章 口に出せない気持ち 2
ひょいっと、軽々と抱き上げられて、寝室へ
ベッドにふわっと降ろされて、私を囲う大城さん
ん?デジャブ?(笑)
『わかる?』
「ん?なに?」
『俺、勃ってるよ?』
私の太ももに当たる大城さんの硬いモノ
「うん、わかる。」
『佐藤としたくて、勃ってる。』
私に欲情してるのかと思うと、嬉しくなる。
そーっと唇がおりてきて
チュッ、チュッ、チュッ。
頭、
おでこ、
まぶた、
ほっぺた、
鼻、
唇を通り越して、
顎、
首筋、
肩。
「あん、大城、さん、あっ、あんっ、」
『ふふっ、なに?』
唇に欲しくて声を出す。
「キスして?」
大城さんはニヤリと笑い
『キスしてるじゃん?』
意地悪に言う
私の唇が大城さんの唇を求めて半開きになる
「んーぅん、口に、口にキスして?」
『はい、良くできました。チュッ』
大城さんは軽く触れるだけのキスを唇にして
私の目を見つめてる。
私は我慢できずに
「もっとー!」
そう言って大城さんの首に両手を回して引き寄せる。
『お前、こういう時は素直なんだな?』
『いいよ、いっぱいしてあげるよ。』
そう言うと、唇を合わせて、チュッ
私の唇をぐるりと舐めて
深くキス
半開きになった私の口に舌を入れて
私の舌を追いかける
「んふっーん、あふっ、んーーーんっ」
私も大城さんの舌に舌を絡める
唇が離れた時、どっちの涎かわからないくらいに
ふたりともベタベタになってた(笑)
見つめあって、
あー、イケメンの微笑みは破壊力半端ないです。
「大城さん、かっこいいね?」
『ふふっ、今さら?』
笑って、
『お前のこのとろけた顔は、俺以外に見せるなよ?』
なに?私、今、どんな顔してるの?
『可愛い!』
『ホント、可愛いよ!』
また、大城さんの唇が私に合わさる