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湯上がり慕情 浴衣娘と中年ピンチ君
第4章 夏の夜
 奈々は、スタンダードよりも極太がよかった。
(真面目そうな中島さんよりも、いやらしい野上さんの方がいい)
 そのときである。奈々は野上に抱き寄せられた。
「奈々、抱いてと言った? だけど、まだだめだ。たっぷり仕込んでから、ベッドで犯すように入れる」
 と野上は、彼女の耳もとで囁いた。
 奈々はとまどいながら、彼の体に腕を回した。ご奉仕をさせられる気がする。そのあと、強引に性器をのぞき込まれるように思えた。
「太ももを開いてはだめだからね。俺がこんなふうにウエストを抱き寄せたときには、お尻を前後に揺するんだ。ほら、前後に動かして」
 彼を抱きしめたまま、奈々は頭を振った。想像していた事と違ったからである。
「だめです。あぁぁ恥ずかしいです」
 奈々は興奮したように上擦る声を上げ、野上の胸に頰をうずめた。
「だめだぞ、仕込むんだから。ほら、頭を振るんじゃなくて、こんなふうに尻を動かすんだよ」
(頭じゃないって。野上さん、ほんとに面白い)
 野上は奈々のウエストを両腕で抱え、強烈に自分の腰を前後に動かし始めた。
「あぁ、私のお腹に当たってる、ヌルヌルしてる」
「ヌルヌルするのはガマン汁だよ。一度手を離すから、抱き寄せたときに俺がして見せたように、お尻だけを動かすんだ。いいね」
 野上が腕を緩め、再び抱き寄せたときである。彼女の尻が少しだけ動いた。
「ほんとに恥ずかしいです、あぁ恥ずかしい」
「ほら、ぐいぐいお尻を動かさなきゃ。本当は動かしたいんだろ? これは二人だけの秘密だから」
「恥ずかしいから誰にも言わないで」
「絶対に言わない。二人だけの秘密だから」
 野上が腕を離し、再び抱き寄せたときである。
 体を密着させて彼を抱いた奈々は、浴室に反響する声を忘れているらしい。
「あぁ太い、すごく太い……」
 と顔をそむけ、いやらしく見えるほど尻だけを前後に動かすのだった。
 野上はニヤリとした。
「奈々、合格。次を教える。ところで奈々のあそこ、濡れてる?」
 上目づかいの奈々の眼差しが、キラキラするように見えるのは、目を潤ませているからに違いない。まつ毛まで濡れているようだ。
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