この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
湯上がり慕情 浴衣娘と中年ピンチ君
第4章 夏の夜

奈々の舌が、野上の指をゆっくり舐めて離れた。そして彼の胸にもたれかかるように頰を埋めた。
薄桃色の性器の入口に、自分の亀頭が触れているのは分かっていた。しかしこうしていると、絶頂感は緩やかに峠を越えていくようだった。
その後は二人で風呂に入り、珈琲タイムの後、じっくりとベッドで続きを仕込めばいいと、野上は計画を立てた。
野上の指と手のひらが、彼女の裸体から静かに離れた。
そのとき、セクシーな裸体がビクンと反応した。彼女はまつ毛の隙間をさらに細くして、唇に艶っぽい含み笑いを浮かべている。
野上は上の空のように、蛍光灯を目にした。そして少しずつ、腰を引いて肉棒を抜き始めた。
半分くらい抜けたときである。奈々は、「ンフッ」と意味ありげに微笑んだ。
(そのンフッは何だろう──)
と野上は奈々を見た。
「教えてもらったお口の特訓、私、今から試してみたいな」
「えっ? あっそれは珈琲タイムのあとでどうかな。まだまだ焦らすことも仕込みたいんだよ」
奈々は、野上を無視して自ら尻を引いた。太ももの間から、バウンドするように極太の肉棒が跳ね上がった。
「ほらね……」と奈々はちらっと下を見て言った。
そして両手を口もとにそえ、目を細めてくすくす笑った。豊満な胸に、初々しい乳首がつんと尖っていた。

