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湯上がり慕情 浴衣娘と中年ピンチ君
第4章 夏の夜

「上さま、待った?」
間一髪の野上だった。
「いや、待たない待たない」
何事もなかったように彼女を見た野上は、薔薇のクッションの下に、パッケージを隠すのだった。
トレイを手に、奈々はテーブルにコーヒーを置いた。
奈々がセックスをしたくてたまらないのは、野上には分かっている。
野上は彼女の横顔を見て、
「あのね、カップルのコーヒーって、口移しで飲むものなんだよ」
奈々はちょっと照れたように、野上を見ている。
「……飲む?」と彼女は言った。
野上が頷くと、彼の隣りに奈々は尻を下ろした。そしてコーヒーを口にして、唇を近づけた。
おそらく、半分ずつ飲んだに違いない。
奈々はそのとき、バスタオルを取られて裸にされた。彼はバスタオルを巻いたままだった。
野上と目を合わせた奈々は、彼のバスタオルを解き始めるのだった。
この灯りの下で、野上は奈々の裸体を見たいと思った。
「奈々、立ち上がって裸を見せて? だめかな」
「だめ、すごく恥ずかしです」
ソファに尻を下ろしたまま、彼女は太ももをすり合わせ、恥ずかしげに野上を見て胸を抱きしめている。
「大丈夫だよ、俺もタオルを取るから、ね?」
早く抱いてほしい奈々だった。
野上の目を気にしながらも、奈々は恥ずかしげに立ち、胸を抱きしめていた両手をおろし始めた。柿色の灯りを浴びる乳房の影、尖っている乳首だった。
彼女を見ている野上は、きゃしゃな体のくせにFカップだな、と思った。
(奈々は花びらを濡らしているに違いない。そこに電動歯ブラシを──)
彼が立ち上がったとき、奈々は間近の肉棒をずっと見つめていた。
間一髪の野上だった。
「いや、待たない待たない」
何事もなかったように彼女を見た野上は、薔薇のクッションの下に、パッケージを隠すのだった。
トレイを手に、奈々はテーブルにコーヒーを置いた。
奈々がセックスをしたくてたまらないのは、野上には分かっている。
野上は彼女の横顔を見て、
「あのね、カップルのコーヒーって、口移しで飲むものなんだよ」
奈々はちょっと照れたように、野上を見ている。
「……飲む?」と彼女は言った。
野上が頷くと、彼の隣りに奈々は尻を下ろした。そしてコーヒーを口にして、唇を近づけた。
おそらく、半分ずつ飲んだに違いない。
奈々はそのとき、バスタオルを取られて裸にされた。彼はバスタオルを巻いたままだった。
野上と目を合わせた奈々は、彼のバスタオルを解き始めるのだった。
この灯りの下で、野上は奈々の裸体を見たいと思った。
「奈々、立ち上がって裸を見せて? だめかな」
「だめ、すごく恥ずかしです」
ソファに尻を下ろしたまま、彼女は太ももをすり合わせ、恥ずかしげに野上を見て胸を抱きしめている。
「大丈夫だよ、俺もタオルを取るから、ね?」
早く抱いてほしい奈々だった。
野上の目を気にしながらも、奈々は恥ずかしげに立ち、胸を抱きしめていた両手をおろし始めた。柿色の灯りを浴びる乳房の影、尖っている乳首だった。
彼女を見ている野上は、きゃしゃな体のくせにFカップだな、と思った。
(奈々は花びらを濡らしているに違いない。そこに電動歯ブラシを──)
彼が立ち上がったとき、奈々は間近の肉棒をずっと見つめていた。

