この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
湯上がり慕情 浴衣娘と中年ピンチ君
第4章 夏の夜
「上さま、待った?」 
 間一髪の野上だった。
「いや、待たない待たない」
 何事もなかったように彼女を見た野上は、薔薇のクッションの下に、パッケージを隠すのだった。
 トレイを手に、奈々はテーブルにコーヒーを置いた。
 奈々がセックスをしたくてたまらないのは、野上には分かっている。
 野上は彼女の横顔を見て、
「あのね、カップルのコーヒーって、口移しで飲むものなんだよ」
 奈々はちょっと照れたように、野上を見ている。
「……飲む?」と彼女は言った。
 野上が頷くと、彼の隣りに奈々は尻を下ろした。そしてコーヒーを口にして、唇を近づけた。
 おそらく、半分ずつ飲んだに違いない。
 奈々はそのとき、バスタオルを取られて裸にされた。彼はバスタオルを巻いたままだった。
 野上と目を合わせた奈々は、彼のバスタオルを解き始めるのだった。

 この灯りの下で、野上は奈々の裸体を見たいと思った。
「奈々、立ち上がって裸を見せて? だめかな」
「だめ、すごく恥ずかしです」
 ソファに尻を下ろしたまま、彼女は太ももをすり合わせ、恥ずかしげに野上を見て胸を抱きしめている。
「大丈夫だよ、俺もタオルを取るから、ね?」
 早く抱いてほしい奈々だった。
 野上の目を気にしながらも、奈々は恥ずかしげに立ち、胸を抱きしめていた両手をおろし始めた。柿色の灯りを浴びる乳房の影、尖っている乳首だった。
 彼女を見ている野上は、きゃしゃな体のくせにFカップだな、と思った。
(奈々は花びらを濡らしているに違いない。そこに電動歯ブラシを──)
 彼が立ち上がったとき、奈々は間近の肉棒をずっと見つめていた。
/152ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ