この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
湯上がり慕情 浴衣娘と中年ピンチ君
第4章 夏の夜
 野上は内心では、早く仕込みたかった。そして絶頂感を味あわせたい。どれから始めようか、と考え始めた。
 野上は言った。
「あのね、そのバスタオル、ベッドに敷こうか。それが濡れなくていいと思う」
(あぁもう、このまま早くして欲しいのに──)
 彼女が敷き始めたのを見て、野上は窓辺に歩み寄り、カーテンを開けた。バイパスを走る車のヘッドライトがときおり見える。慎重に辺りを確認しても、やはり外からは覗けないようだ。
 バスタオルに横肘で尻をおろした奈々は、胸を抱いて彼を見ていた。
(あっ、カーテンを開けたままセックスするんだ)
 外から部屋の中が見えない事を、奈々は知っていた。灯りを消して、カーテンを開けてオナニーをする。そんな夜は数えきれなかった。
 野上はベッドに近寄りながら奈々を見て、おや? と思った。カーテンを閉めてとは言わないからだ。彼女は前々からカーテンを開けてオナニーをしていたからに違いない。じっくりと白状させる考えが、野上に芽生えた。
 黙っている奈々は、近づいてくる彼の肉棒に目を奪われた。縫い目から、亀頭が傘のように広がっている。黒々とした陰毛の根もとまで、自分の手首よりも太いと思った。
 奈々は、仰向けに寝て大胆に太ももを開き、彼に性器を見せつけたかった。

 ベッドに上がった野上は、奈々を抱くようにして優しく寝かせた。彼女の手が、灯りを消そうと手近のスイッチに伸びていく。彼はその手を直ぐに押さえた。
「灯りを消しちゃだめだ、奈々のあそこが見えなくなるだろ?」
 彼のその言葉で、奈々は灯りを消すのを止めている。
 野上は彼女の左脚に手をかけた。自分の腰辺りに、その脚を回させた。腕枕をしたあと、奈々にキスをして耳もとに唇を近づけた。
「ひとつ質問していい? カーテンを開けたまま、灯りをつけてオナニーしたことは?」
 奈々は困ったような目で、野上を見ている。彼の腕枕の中で、奈々は頭をふった。
 奈々は彼の下半身に陰毛を擦りつけ、ゆっくりと尻を回し始めていた。
 野上は続けて問いかけた。
「じゃあカーテンを開けて、灯りを消してオナニーしたことは?」
/152ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ