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湯上がり慕情 浴衣娘と中年ピンチ君
第1章 それぞれの思惑
(由香に直接握らせたい)
健太はジーンズの中に、由香の手を強引に入れた。 冷たく感じる彼女の指が、探るように肉棒に触れてくる。続けて、握ろうとしてきた。
(もしかしたら、由香は興味があったのか?)
(あっ、やっぱり凄く太い。これが、がまん汁なんだ)
パンツの中はぬるぬるしていた。どれくらい太いのか見てみたい、と由香は思った。
ここまでくれば、健太は由香にじっくりと握らせたかった。彼は素早く自分のベルトを外しはじめた。そして腰を浮かせ、パンツとジーンズを下ろしたときである。
がまん汁で濡れた由香の手のひらと指が、硬くなっている露わな肉棒を握った。
月明かりの車内で由香に動かし方を教えたとき。リリー嬢の所に行くのはもう止めようと、心に誓う健太であった。
灯台の灯りを部屋の窓から眺めながら、回想中の健太はニヤけている。おそらく、明日の夜の由香を考え、ちょっと恐い野上のことは忘れているらしい。
(五)
野上家のリビングは、就寝前のひとときのようだ。
野上はパジャマ姿でソファに腰を下ろし、釣道具の手入れをしている。花柄パジャマの由香は、向かいに座ってテレビを観ていた。
由香はテーブルに置いてある磨きあげたリールを手にすると、糸を巻くようにして話しかけた。
「あのさあ、お父さんも再婚すれば? あの人も再婚したって、いつか連絡があったじゃない。どう?」
野上は釣竿を拭く手を休めた。
「お母さんのことか。まあ彼女は彼女、俺は独身が気楽なんだよ。それは由香が卒業してからだな。その後でゆっくり考えるよ」
「そんなこと言ってると、婚期を逃しちゃうよ? スーパーでレジ係をしてる、あの北村さんって方はどう? いつも明るくて、それに指輪もしてないから独身かもだね」
野上には、レジに立つ北村が浮かんだ。確かに、気だては良さそうで、いい感じがする。しかし彼女が独身だとしても、彼にその気はなかった。
健太はジーンズの中に、由香の手を強引に入れた。 冷たく感じる彼女の指が、探るように肉棒に触れてくる。続けて、握ろうとしてきた。
(もしかしたら、由香は興味があったのか?)
(あっ、やっぱり凄く太い。これが、がまん汁なんだ)
パンツの中はぬるぬるしていた。どれくらい太いのか見てみたい、と由香は思った。
ここまでくれば、健太は由香にじっくりと握らせたかった。彼は素早く自分のベルトを外しはじめた。そして腰を浮かせ、パンツとジーンズを下ろしたときである。
がまん汁で濡れた由香の手のひらと指が、硬くなっている露わな肉棒を握った。
月明かりの車内で由香に動かし方を教えたとき。リリー嬢の所に行くのはもう止めようと、心に誓う健太であった。
灯台の灯りを部屋の窓から眺めながら、回想中の健太はニヤけている。おそらく、明日の夜の由香を考え、ちょっと恐い野上のことは忘れているらしい。
(五)
野上家のリビングは、就寝前のひとときのようだ。
野上はパジャマ姿でソファに腰を下ろし、釣道具の手入れをしている。花柄パジャマの由香は、向かいに座ってテレビを観ていた。
由香はテーブルに置いてある磨きあげたリールを手にすると、糸を巻くようにして話しかけた。
「あのさあ、お父さんも再婚すれば? あの人も再婚したって、いつか連絡があったじゃない。どう?」
野上は釣竿を拭く手を休めた。
「お母さんのことか。まあ彼女は彼女、俺は独身が気楽なんだよ。それは由香が卒業してからだな。その後でゆっくり考えるよ」
「そんなこと言ってると、婚期を逃しちゃうよ? スーパーでレジ係をしてる、あの北村さんって方はどう? いつも明るくて、それに指輪もしてないから独身かもだね」
野上には、レジに立つ北村が浮かんだ。確かに、気だては良さそうで、いい感じがする。しかし彼女が独身だとしても、彼にその気はなかった。