この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
湯上がり慕情 浴衣娘と中年ピンチ君
第1章 それぞれの思惑
(由香に直接握らせたい)
 健太はジーンズの中に、由香の手を強引に入れた。 冷たく感じる彼女の指が、探るように肉棒に触れてくる。続けて、握ろうとしてきた。
(もしかしたら、由香は興味があったのか?)
(あっ、やっぱり凄く太い。これが、がまん汁なんだ)
 パンツの中はぬるぬるしていた。どれくらい太いのか見てみたい、と由香は思った。
 ここまでくれば、健太は由香にじっくりと握らせたかった。彼は素早く自分のベルトを外しはじめた。そして腰を浮かせ、パンツとジーンズを下ろしたときである。
 がまん汁で濡れた由香の手のひらと指が、硬くなっている露わな肉棒を握った。
 月明かりの車内で由香に動かし方を教えたとき。リリー嬢の所に行くのはもう止めようと、心に誓う健太であった。

 灯台の灯りを部屋の窓から眺めながら、回想中の健太はニヤけている。おそらく、明日の夜の由香を考え、ちょっと恐い野上のことは忘れているらしい。

     (五)
 野上家のリビングは、就寝前のひとときのようだ。
 野上はパジャマ姿でソファに腰を下ろし、釣道具の手入れをしている。花柄パジャマの由香は、向かいに座ってテレビを観ていた。
 由香はテーブルに置いてある磨きあげたリールを手にすると、糸を巻くようにして話しかけた。
「あのさあ、お父さんも再婚すれば? あの人も再婚したって、いつか連絡があったじゃない。どう?」
 野上は釣竿を拭く手を休めた。
「お母さんのことか。まあ彼女は彼女、俺は独身が気楽なんだよ。それは由香が卒業してからだな。その後でゆっくり考えるよ」
「そんなこと言ってると、婚期を逃しちゃうよ? スーパーでレジ係をしてる、あの北村さんって方はどう? いつも明るくて、それに指輪もしてないから独身かもだね」
 野上には、レジに立つ北村が浮かんだ。確かに、気だては良さそうで、いい感じがする。しかし彼女が独身だとしても、彼にその気はなかった。
/152ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ