この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
湯上がり慕情 浴衣娘と中年ピンチ君
第1章 それぞれの思惑
 焦点が合わないような潤ませた目で、美穂は野上を見ていた。彼女は裏筋を舐め上げてから、唇と舌で歯をカバーして肉棒をしゃぶり込んだ。

(数ヶ月後、美穂は父親の転勤で、両親らとアメリカに渡ったんだよな)
 美穂のお口は絶品で、あそこの締まりは最高だったな、と野上に思い浮かんだ。
 互いに連絡は取り合っていたものの、どちらからともなく途絶えた。
 ──美穂は尽くすタイプだったから、おそらくは向こうの大学を卒業して。結婚していれば、今の旦那は幸せに違いない。
 腕まくらをした野上は、薄暗い天井を見ながら、それらのことが浮かんでいた。
 美穂を思い浮かべている野上は、自分の肉棒を握った。熱く感じ、裏筋が盛り上がる太い手応えだった。
(こんなふうに直立させて、ルアーフィッシングのように動かしていると、美穂からフェラをしてきたんだよな──)
 薄暗い部屋の中で、極太の肉棒が反り返っていた。

 奈々を考えると、表向きには積極的に思える。しかしそれもうまく仕込めば美穂のように。従順で淫乱な女に変わるように、野上には思えた。
 ぐっと握り、ワイパーのように肉棒を揺すると、自分でも重量感のある手応えだった。

 先ほどの、奈々のメールが野上に浮かんだ。
(奈々がメールで言った、秘密ってどんなことだろう──)
 枕元に置いてある携帯を手にして、メールを読み返してみても、野上に意味は分からなかった。
 時間を確認したとき、奈々はまだ起きているように思える。気になることはメールで直ぐに解決。野上にはそれが最善策だった。
《まだ起きてる? 気になるんだけど、秘密ってなに?》

 奈々の部屋は明かりが消えていた。カーテンは閉められている。
 窓際のベッドからは、セックスをしているかのような息づかいと、カーテン越しの外の明かりを受けて、露わな尻が動いていた。
 奈々はオナニーに夢中だった。
 スマホの着信音が響いた。ティッシュで指を拭いた奈々は、すぐにメールを開いた。
「野上さんだ。秘密? そんなメールが届くと思っていたんだよね」
 と奈々の独り言だった。
/152ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ