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湯上がり慕情 浴衣娘と中年ピンチ君
第2章 初体験

 この写メの砂浜は何処だろう、と見ているとき、彼女からメールが届いた。セックスにはいま一つ自信がなくなっているものの、返事が届くと、野上は嬉しかった。
 だがメールの内容に、野上はがっかりした。新たなセクシー写メも無く、期待していた過激な内容とは違っていたからだ。
 それでも彼は返事を返した。
《奈々ちゃんこそ、お疲れさま。今夜は敬語かい? ところで水着の写メは日本のビーチ? 綺麗な砂浜だね。それに、教えて欲しいこと? それは俺が知っていること?》
 すぐにメールが届いた。
《敬語は、その時の雰囲気かな。あの写メ、何処だと思いました? 去年の夏休みに友人と二人で沖縄に行ったんです。その時、彼女に撮ってもらいました。素敵なサンサンビーチでしたよ。教えて欲しいのは、それにも関係しているんですよね。だけど恥ずかしくて言えません。想像して下さいね。その時の写メ、送ります》

 メールを送ったあと、沖縄のホテルの夜が奈々に浮かぶのだった
 自分のあそこが毛深いのは、前々から自覚していた。それでもホテルの部屋で見せ合ったとき、陰毛の薄い友人に比べ、自分は性器の両サイドまで生えている。しかも花びらが殆どない友人とは違い、自分の花びらはいやらしく思えた。ある程度、違いはあると思ってはいたのだが、これほど違うとは思ってもいなかったのだ。
 奈々は、それを野上に知らせるのは恥ずかしかった。知らず知らず、メールでの口調は敬語になる。彼にパンティを脱がされたときの、言い訳のようなものだった。
 送られてきた写メを、野上はクリックした。砂浜での、黒い水着の後ろ姿だった。
 こうして見ると、ウエストのくびれもよく分かる。奈々を四つん這いにさせたときにはウエストをぐっと曲げて、尻を上げるに違いない。
 写メをじっくりと見た野上は、肉棒のエラがはちきれるほどだった。
 この張りつめた亀頭を背後から入れたとき、奈々はどんな声を上げるのだろうか──。
 セクシーな写メを見せられれば、その気になってしまう野上だった。
《沖縄なんだ。奈々ちゃんは可愛いから、グラビア向きだね。それにさ、後ろ姿も沖縄に似合ってる。もっと早く知り合っていたら、一緒に沖縄料理を堪能できたかな? 楽しいだろうね。だけど、恥ずかしいって? いい写メなんだけど?》
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