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身代わりの夜
第3章 かんちがい口唇奉仕
「そんなに、いいの?」

 啓太の反応に安心したのか、女の舌遣いは次第に大胆になる。

 唾液をたっぷりと乗せて、舌腹を亀頭のエラ周りに這わせていく。
 ピンクの舌がぬめぬめとうごめき、くちゅっ、ぷちゅっ、ぬちゃっ、といやらしい濡れ音がたった。

「やぁん……はずかしい」

 長い美脚を崩して、床に仰向けになった啓太の下半身にのし掛かってきた。

 ソファとテーブルの間の狭い空間に男女の身体が重なった。

 啓太はスラックスとブリーフを膝のあたりに降ろした格好だった。
 剥き出しの足に、女の柔らかな肉の重みを感じる。

 亜沙子が弓なりの肉棹にそって顔を動かすたびに、ボリュームのある乳肉が腿の上で弾む。
 ブラウスとブラジャーを通してさえ、乳房の張りと弾力が充分に伝わってきた。
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