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第6章 脅迫

封筒の中身は写真でした。

私がレイプされている写真が数十枚入っていました。

私の不安は的中しました。
宛名の無い封筒を見たとき直感したのです。

やはり男達は今日も来たのです。
来て、私が留守だったことに怒り、
「勝手なことすると、ここに居られなくしてやるぞ！」
と脅迫しているのです。
男達は2度、家に来ているのです。

生々しい写真でした。

三人の男達それぞれに、犯されている所を色々な角度から撮影した映像をプリントアウトしていました。

左胸に男が顔を埋め、右胸を鷲掴みされている所を上から撮った写真。
私は目を瞑り、眉間に皺をよせ、口を大きく開いています。
写真から悲鳴が聞こえてきそうです。

あの時の惨劇を思い起こさされます。

仰向けに寝かされている私の股関に男が顔を埋めている写真。

その体勢の私だけの写真では、局部から白い体液が溢れています。

バックで犯されるている所を、正面から撮ってる写真もありました。

私の顔のアップの写真も数枚ありました。
その表情は、レイプされている苦悶の表情なのか、
レイプで逝かされた恍惚の表情なのか判りません…

たしかに私は、男達によって何度か逝かされていました。

夫には、絶対見られてはいけない写真、見せられない！

私は追い詰められていました。

私はその中の一枚を見て、「いゃッ、」思わず声をあげたのです。