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第10章 山崎聡 28歳

俺は柴田と別れ、そのまま家に帰った。
そもそも柴田と会った時、実はレンタルビデオ屋にアダルトビデオを借りに行く途中だったのだ。

今は付き合っている彼女もいないので、たまにAVを見て性欲を発散していたんだ。
風俗は2､3ヶ月に一度位行ってたが、お金も無く、もっぱらAVが性欲処理のアイテムになっていた。

柴田は「AVなんかより遥かに興奮するぜ」そう言った。内容は分からないが、それなりの物なんだろう。
だから、俺はレンタルショップに行くのを止めてそのまま家に帰ることにした。

家に帰り早速 柴田から渡された物を見て、俺は度肝を抜かれたんだ。

それは三人の男達が一人の女性を輪姦する、レイプ映像だったのだ。

そして、その三人の一人が柴田だったのだ。