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第10章 山崎聡 28歳

三人の男達は、嫌がり抵抗する女性を代わる代わる何度もレイプしているのだ。

レイプされている女性は、見たところ、歳は30歳位の綺麗な人で、感じとしては人妻のようである。
目を引いたのは、とても魅力的で若い女性には無い大人の女の色気を感じさせるところだ。
衣服を着たままスカートを捲し上げられレイプされているのだが、衣服を着ていても、身体付の良さは見て取れる。スカートから露になる太腿もそそられるものがあった。

その女性を柴田達は羽交い締めにし、押さえ付けレイプしているのだ。

ヤバい物を見てしまった。
その映像を見たことで、俺も、柴田達と同じ罪を犯しているような嫌な気分になった。

俺は一旦再生を切り、映像を見るのを止めた。

その女性が可哀想で、痛々しかったのだ。

アダルトビデオで何度か、レイプ物を見たことはあったが、本物のレイプを見るのは初めてだった。

ビデオの中でレイプされる女性を演じるAV女優とはまったく別物だった。

見るんじゃなかった。
やっぱりあいつとは関わらないほうがいい。
明日、すぐこのCDを返し、あいつから連絡があっても無視しよう。
そう考えていた。