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第16章 野口耕介 35歳

奥さんは俺の理想にドンピシャだった。

決して大きくはないが揉みしだくには丁度いいサイズの乳房、真っ白な乳房に色づいた乳首。
大きなお尻にムチムチの太腿…
肌にまとわりつくようなもち肌の白い内腿。
綺麗に生え揃った陰毛、陰毛から覗く年のわりに綺麗な割れ目…

大人の女の色気を誇張する人妻と言う響き…
全身から男を夢中にするフェロモンが溢れていた。
人妻と言うだけで他人の女を頂く征服欲も掻き立てられる。

あんなに興奮したセックスは初めてだった。

10万円は俺にとって大金だった。
定職をもたずたまに日雇いの仕事をこなし、殆んどをパチンコ屋で過ごしていた俺にとって…
男から話を持ち掛けられた時、丁度パチスロの調子も良かったこともあり即答で話に乗った。
あんなCDを見て断る男がいるのか。

CDを見たときは流石にヤバイと思ったが、レイプされている人妻とヤれると言われて、欲望を抑えることなど出来なかった。

パチンコ屋で知り合った柴田と言う男から話を持ち掛けられ、俺はその奥さんを抱いたんだ。
抱いたというより、抵抗出来ない人妻を無理やり犯したと言う方が合うかもしれない。
無抵抗の人妻をお金で買ったんだ。

２ヶ月ほど前の事だが、今でも俺はあの時味わった奥さんが忘れられないでいた。