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無防備な人妻
第18章 宮内貴史 25歳
しかし、もし奥さんが誘っているのであれば、万が一でも誘われているのであれば、誘いに乗らないなんてありえない。あの奥さんに誘われて断る男がいるものか。あの熟れた身体を自由にできる。ご主人の知らないところで人妻を好きなように弄ぶ。
"やってみたい、人の物をこっそり奪う優越感。しかも物ではなく肉体だ、ご主人から人妻の身体を奪ってみたい"
僕は多少危ない橋を渡っても奥さんの本心を確かめたいと思った。

もし、僕がセールスマンであれば、たとえばスキンの訪問販売であれば奥さんの家に怪しまれず行くことができる。
そして「夫婦生活はどうですか?とてもいい製品がありますよ」
「家はもうほとんど無いですから結構です」
「それはもったい無い、奥さんほどのいい女をほっとくなんて」
「やだそんな、主人はもう私に興味がないみたいなの」
「奥さんはそれで大丈夫なんですか?身が持ちませんよね、オナニーとか?」
「やだ、もぅ…はっきり言わないで」
「恥ずかしくないですよ、ご主人が構ってくれなければどうしても、ねぇ」
「ドラマのラブシーンとか見るとつい…やだもぅいやだわ」
「僕なら毎晩奥さんを離しませんよ、実は今も奥さんを見て若干興奮しています」
「うそっそんな、やだわおばさんをその気にさせないでよ」
「本当ですよ、良かったこのお勧めのコンドーム、いまから試してみませんか、まるで生で挿入しているみたいですよ」
「いやン、恥ずかしい…もう何ヵ月もご無沙汰だから乱れちゃうわ」
「もしかしてもう濡れてるんじゃありませんか?少し女性の香りが漂ってますよ」
「あぁ恥ずかしい、でも生で挿入しているみたいって本当?うんちょっと興味あるわ」
「上がらせてもらってもいいですか?」
「今回限りよ…絶対秘密にしてね、しつこくされるのはいやよ…」
妄想が膨らみます。
実際小道具をそろえ、セールスマンに成りすまそうかと思いました。

そして僕は月曜日学校を休む事を決意したのです。
僕は誘われてる事に賭けたのです。
どうなるか分からないが奥さんの本心を確かめる。
月曜日奥さんの玄関チャイムを鳴らす。
誘われているのであれば夢にまで見た奥さんを抱く事が出来るんだ。
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