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第18章 宮内貴史 25歳

月曜日の朝、学校に電話を入れ教頭に休むことを伝えました。
僕は思いを実行に移したのです。
もぅ前に進んでいました。

"大丈夫なのか？本当に僕のやろうとしている事は大丈夫なんだろうか？"
葛藤に苦しめられました。

もし、自分の思い込みだとしても、何とか上手いこと切り抜ければいいんだ。
安易な考えだと思いましたが、一歩前に踏み出さなければ何も手に入れることはできない。
そう、僕は手に入れるんだあの奥さんを…
しかし不安が押し寄せてきます。
"犯罪者になるぞ、止めておけ！"
もう一人の自分がそう言っています。

僕はスマホの写真を見ました。
お尻を覆うストライプのパンティ、お尻から伸びる太腿…"手に入れてやる"
お尻の割れ目の下、太腿の間に黒く滲んだように写っている陰毛…"もうすぐだ、間近に見ることができる…"
そしてさりげなくこちらを見る意味深な奥さんの視線を思い浮かべていました。

"行くしかない、行動に移すんだ"

僕は奥さんの家に飛び出していました。
もう迷わない、行くしかないんだ、手に入れるんだ…

奥さんの家に着き、玄関先でもう一度躊躇しました。

…奥さんは家にいる、すぐそこに…
手の届くところに…奥さんはいるんだ

僕はチャイムを押した…

「はーい」中から奥さんの声が聞こえました…