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ボクは今日も『リカ』になる
第9章 【芳 side】3
「ね、マサ君…キスしてみて?」

『マサ君』の時はもちろん、『リカ』の時もエッチなコトは私が主導している。

でも口には出さないけどマサ君だって男の子なんだから、何もかも女にされっぱなしなのは面白くないはずだ。

彼はこれまでずっと自分よりも私の気持ちを優先してくれていたんだから、こちらもいつまでも過去を引きずっていないで少しずつ『されること』に慣れてゆくべきだろう。



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