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大人のおもちゃ〜ショートストーリー 第2弾
第2章 主婦のススメ
女は最近、この市営団地に引っ越してきたばかりだった。
部屋にはまだ荷造りのダンボールは未だに開封されておらず空き部屋に重ねてあった。
夕方までは就寝の時間で陽が傾き出した頃に起床する。
寝坊眼を擦りながら、洗面台に1つしかない歯ブラシを手に取り出かける準備を始める。
2日酔いでガンガンする頭を手で額を抑える。
「頭、痛ッ…
水道の栓をひねり、コップに注ぐと飲み干す。
「んぐッんぐッんぐッ…しゃあない。行くか。
シャワーを浴びて軽く化粧を5分で終わらせると、スマホを充電器から外して無造作にバッグに詰め込む。
女のバッグは整理しておらず、モノが散乱している。
女の性格が滲み出ているようなバッグ内である。
クローゼットを開けると、先日入れたばかりの衣類が並んでおりその中から適当にスーツを取ると着替えて、出かけた。
団地を出ると並木道を真っ直ぐに駅方面へ向かう。
その左右には商店が立ち並び、買い物には不自由しない。
その駅前の商店街の路地を曲がって裏通りに入ると、彼女の働いている店がある。

「あら? またぁ。あなたも暇なのねぇ。
ここが家みたいなものさ
店の前に座り込み、今か今かと待ちわびた客が既に缶チューハイを飲み干している。
「そんなに毎日飲み歩いてばかりいると、奥さんに怒られるわよ。
もう出て行っちまったよ
「またなの?もう何回目?私はもう奥さんから電話が来てもフォローしないわよ。
ねえ、ママさぁ。今度デートしてよ。
「やあよ。あなた方男はどうせ、やりたいだけでしょ?顔にやりたいって書いてあるわよ。ふふふ
だってさぁ。そんな格好されてると男ならムラムラするって!
「ああ、コレ?これは客寄せよ。客寄せ。こうでもしないと30前の独身女の寂れた店になんて客なんて来やしないでしょ?
女は羽織っていたシーツを脱ぐとシースルーメッシュのトップスの中にキャミソールを着ている。
「やりたいなら良い子紹介するわよ。
別に俺はやりたいわけじゃないって。ただ話しをしたいだけ。
だいたい妻なんてさぁ…
この男。飯島哲夫35歳は地方公務員
奥さんに出て行かれて5回目で、彼にとっては新記録達成である。
「ガチャ…ママぁ〜おっはよう!
入り口から入ってきたのはアルバイトの女の子で大学生である。
「樹里ちゃん。悪いけど飯島さんのお相手よろしくね。お酒出してあげて。私、店の準備あるから。


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