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Dangerous Man
第12章 休
『ここのピストルを
カバーアップして貰いたいんです。』
そう言って腹に描かれた
モノクロの銃を指す。
『ふんふん。色はどうする?』
『モノクロでいいです。
大きな門とR.I.P入れたいなって』
『門はどんなイメージ?』
『ゴシック調がいいです。
悪魔城みたいな。』
『文字もそんな感じでいい?』
『はい。』
『それならすぐやってあげられるわ』
そう言って施術用のベッドに案内された。
ジーッと機械が動く音がする。
腹を這いずり回る痛み。
自然と力が入ってしまう。
『力入れたらあかんやん〜』
だって痛い。
そのまま休憩を2回ほど挟んで施術は終えた