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Dangerous Man
第14章 夢
マオと合流し
3人で商店街を散策する。
繁華街へ向かう女の子達は
必ずここを通る。
男3人。
3人組を探すのは少し時間がかかる。
だけど彼女らの警戒心は
2人組や1人をナンパするより何倍も低い。
たらたらと見定めながら歩く。
出口に差し掛かり
諦めて別の通りを目指そうか
そんな事を言っていると。
向かいの道に
信号待ちをする3人組を発見した。
『あの子らええんちゃいます?』
マオが俺らを見る。
頷くとマオは1人で
青になった信号を渡った。
どんな事を話しているのか聞こえない。
それでも女の子達は
きゃっきゃと笑いながら
こちらに向かってきた。
すげぇな。要らぬ関心をした。