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Dangerous Man
第3章 傷
それからは毎日彼女と情事にふけった。
俺の性欲を受け止めてくれる。
淫らな彼女。
学校は…出来るだけ行った。
そのうち休み時間には彼女の元へいき
隠れてキスをした。
昼休みには体育館倉庫に連れ込んで
彼女を求めた。
そんな事が日常になったある日
『ねぇ私の証入れて?』
そう言った。
『証?』
俺が聞くと
『うん。ガッコでね。友達が言ってた。
彼氏が自分の名前彫ってくれたんだって』
彫る?仏壇に置いとくあれ?
俺が理解出来ないでいると。
『アツシも入れてよ!私の名前の刺青!』
『刺青?身体に入れたん?その人』
『そうやで。彼女の証!』
そう言って俺を見上げた。