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もっと夢を見ていたい
第8章 20 ( 2


目が涙で潤んでくる。
彼は指でさわさわと撫でながら
唇を合わせてきた。
熱い舌を何度も味わうように絡める。

私は彼の頭を包み込むように抱いた。

その時やっと指が入ってきた。

『んん…っ!!』

グチュグチュと指で内壁を撫でる。
離された唇は糸が引いていた。

『はあっん!』

指が掠めた途端一際高い声が出る。

『ここがいい?』

そう言って何度も撫でられ抵抗した。

『やっ!ダメっ!ゃ…めて…あぁんっ』

『取り敢えずイッとき?』

彼は軽く指で押すと
私は簡単にイってしまった。

涙を流し震える身体を
優しく抱き抱えると寝室に運ばれた。

ゆっくりベッドに寝かされ頭を撫でられる。
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