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もっと夢を見ていたい
第9章 20 ( 3
信号待ちをしていると
キャッチがわらわら湧いてくる。
適当にあしらっていると
『結っ!』
『レン〜こんなとこでなにしてんの?』
『なんしてんちゃうやろ
なんで電話せぇへんねん』
『え?…あ、ごめん
仕事忙しいと思って』
『気遣いなんて要らへん
俺の言う事は絶対聞け』
そう言うと返事も聞かずに
引っ張っていく。
『痛い…!レン!ごめんってば』
必死になって謝ると
塀に押し付けられキスをされた。
『ん…っや…だ…!』
『なんで嫌やねん』
『無理矢理なんか嫌や』
『結が俺の言う事聞けへんからやろ』
冷たく睨まれる。
『…ごめんなさい』
謝るしかない。