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もっと夢を見ていたい
第9章 20 ( 3
ビクビクと震える身体。
乱れる息を整える。
私がトイレから出ると彼は笑って
『おはよ淫乱姫』
そう言って自分はさっさとトイレに行った。
…なんやねん! 何プレイ?!
むかむかと怒りに似た感情が湧き上がる。
トイレから出て来た彼をキッと睨む。
『怒んなや。』
そう言って私の頭を撫で
キッチンに入っていく。
戻ってきた彼は
『イき顔見とけばよかったな』
そう言って意地悪く笑いながら
水を渡してきた。
『…なんであんなに酔っ払ってたん?』
水を飲みながら思い出した。
彼はソファに座りタバコを吸いながら
『帰ったら…
結おらへんなってると思ったら…
不安でたまらんかった』