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もっと夢を見ていたい
第14章 22(2


店を出て串カツ屋に入る。

私の食べたいものは決まっている。
野菜。時々魚介類と肉

変わり種は好きじゃない。
レンは当たり前のように注文する。
私の事を分かりきっている。

きっと…世の中の人の目から見れば
尽くしてくれるいい彼氏。

でも私にとっては踏んだら終わりの
地雷のような人。

普通の優しさが
私の思考を狂わせる。

誰にも分かってもらえない。

孤独。

きっとあなたもそうなんでしょう?
お前がひねくれてるだけだと
笑うんでしょう?

違う。そうじゃない。助けて欲しい。
でもあと一歩が怖い
ハイリスクノーリターン
そんな感じ。

終わらせてしまいたいのに
自分が間違っているだけだとしたら?
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