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もっと夢を見ていたい
第18章 Ⅱ


私の弱い所ばかり撫でられ抑えられる。

彼のズボンを握り込み耐える。
てかこの人いつ上着脱いだんだ。

彼の腹に噛み付いてみる。

『いてっ!』

『レンヤさん大丈夫っすか?』

そんな声が聞こえた。

『おぉ…結のピアスが腹に当たった』

彼は言い逃れをした。
と同時に指を増やされた。

私の中で動き回る指。
…負けた。

私はブランケットで顔を隠し
歯を食いしばったまま絶頂した。

バレないように…
荒い息をゆっくりと整えようとする。

彼は私から指を抜くと
顔に掛けたブランケットを捲り
ニヤリと笑って耳元で囁いた。

『…多分バレてるで』

彼はテーブルの下にあるティッシュを
取って指をふく。
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